ラヴ・ストーリー(468×60)

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バイリンガルなカーナビ

 同じ日本語でも、土地によって方言やイントネーションに違いがあるように、韓国にもサトゥリ(方言)などのご当地言葉が存在します。その土地独特の言い回しの事を「◎◎マル(◎◎弁)」(◎◎の中には、土地の名前が入ります)と呼んだりもします。一応、標準語はソウルで話されるソウルマル(ソウル弁)が、その役割を担っているようです。ちなみに、地方都市であるプサン独特の言い回しや方言は、プサンマル(プサン弁)やプサンサトゥリ(プサン方言)などと呼ばれます。


 先日、意外なところでこの韓国サトゥリ(韓国方言)を耳にしました。それは、友人の車に取り付けられていた「カーナビ」です。最初の頃は、普通に女性の声で「次の信号を右折してください」などと言っていたカーナビ君。友人が、退屈しのぎにピッピッと画面を操作した途端「そこん交差点ばぁ、直進せんといかんばぁい」とばかりに、方言丸出しのオッチャン・カーナビに変身。もちろん、博多弁では話していませんが(笑。ほかにも、色っぽい女性の声バージョンやら、子供の声バージョンやら。数パターンを話せる達者なカーナビでした。


 いくつかのバージョンがある中、車内にいた総勢6人で人気投票したところ、ことごとく激しい訛りで案内してくれる「オッチャン・カーナビ」が一番人気に(笑。「オッチャン・カーナビ」が話す言葉は、プサンマルでこそなかったものの、韓国の南エリア独特のイントネーション。しかも、ハンパじゃない訛り方と、ちょっと優しい言い回しが実に愛らしい。思わず、脱力しちゃうくらいに和みました(笑。同じ内容をナビゲーションされるにしても、無表情な機械音で言われるよりも、愛嬌たっぷりの方言で案内される方が、なんだか和むものですね。聞き取るのは大変ですが、楽しいから良しとして(笑。

カーナビ



 写真は、友人の車に取り付けられていた方言バイリンガル(?)なカーナビ君です。高速道路を走行する時には、逐一、スピード測定機の設置場所を表示して画面が赤く点滅します。そして、そのポイントを通過すると「ピロピロリン♪」と、ゲームでステージクリアした時のような音を奏る、実に、ユーモラスな機能も持ち合わせていました。


日記 | 投稿者 world blog pusan 09:21 | コメント(2)| トラックバック(0)

「休憩所」のB級グルメ

 カンウォンドまでのドライブ旅行では、そのほとんどの時間を高速道路で過ごしたわけですが。プサンからカンウォンドまでは、約7時間ほどの長距離ドライブとなってしまうので、必然的にサービスエリアを利用することに。


 サービスエリアの事を、韓国では「◎◎休憩所」(◎◎の中には、各土地名が入ります)と呼んでいるようです。この休憩所には、日本のサービスエリアと同様、トイレや給油所、フードコート、コンビニなどを併設しています。中でも「休憩所グルメ」は、楽しみのひとつ。休憩所によって販売しているものは様々ですが、イカや肉まんなどは、どの休憩所でも見かけることができます。


焼き菓子



 特に、私が楽しみにしているのが、一口サイズの焼き菓子。日本で売っている人形焼きに似たお菓子で、クリームやあんこなど、中に甘い「あん」が入っていてとっても美味しいのです。定番なのは、あんこが入った鈴の形をした焼き菓子(名前を忘れてしまいました・・・)。こちらはお土産用に大きな箱入りなどでも販売しています。この鈴型の焼き菓子も美味しいのですが、特に、私が気に入っているのは、カスタードクリーム入りの焼き菓子。焼き立てホクホクで、下手すると中のクリームでヤケドしそうになりますが(笑)。長時間のドライブで疲れた体に有り難い甘さです。実は、この焼き菓子。よく探せば、町中でも販売している屋台があるのですが、おでんやトッポッキなどの屋台に比べると、なかなか数が少ない。そのかわり、休憩所では必ずといっていいほど販売している事が多いので、休憩所を利用する時には真っ先に探してしまいます(笑)。20個入り2000W程度の価格も手伝って、ついつい買っちゃうのです。みなさんも、高速道路の休憩所を利用する機会がある時は、このB級グルメをぜひ味わってみてくださいね。


B級グルメ販売コーナー



写真は、休憩所のB級グルメ販売コーナーと、個人的にお気に入りの焼き菓子です。



日記 | 投稿者 world blog pusan 09:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

韓国・避暑の旅/カンウォンドで初体験!?

 カンウォンドの旅・最終日には、ちょっとした初体験が待っていました。宿泊の手配をしてくれたJが「今日は、『リゾート』に泊まるよ」と言うのです。「リゾートって、一体、何の事だろう?」と、思っているうちに車は、とある施設の駐車場へ。「着いたよー」の声に、前を見るとそこに現われたのは、ホテルのようなマンションのような・・・。保養施設にしては、大きすぎるような!?私の見聞不足かもしれませんが、ともかく、日本では見た事のないタイプの宿泊施設です。





 部屋は、キッチンなどの生活用具が備え付けられたコンドミニアムスタイル。部屋数は、かなり多く、館内には、スーパーやゲームコーナー、宴会ホール、ノレバン(カラオケボックス)、PCバン(ネットカフェ)などもあって、リゾートホテルのような趣でもあります。ただ、館内全体に、一般のマンションのような生活感が漂っているのが、ホテルとは違う点でしょうか。とにもかくにも、韓国の「リゾート」初体験の私にとっては、とても不思議な空間に感じました。今回は、一泊だけの利用でしたが、長期滞在する場合や大人数で利用する場合は、経済的にもかなり便利だと思います。ちなみに、韓国には、一泊からでも宿泊できるウィークリーマンションのような施設を指す「コンド」、空間は狭いながらも超格安料金で利用できる「コシウォン」、「コシテル」などなど、日本では、見慣れないタイプの宿泊施設があります。こちらも、一泊利用はもちろん、長期滞在する場合に便利です。



 今回、私達が宿泊したリゾートの部屋は、トイレバス&バルコニー付き・2LDK。テレビやテーブルなど、必要な生活家具が備え付けられていて、ホントに友人の家にいるよう。かなりリラックスした時間が過ごせました。キッチンで夕飯の準備をして、テレビを見ながら食事をして。ゲームをして。布団を並べてみんなで雑魚寝しながら、よもやま話に花を咲かせ。枕投げこそなかったのですが、さながら修学旅行のような。新鮮なワクワク感いっぱいのひとときでした。


写真は、今回、初体験の「リゾート」の様子です。部屋数も多く、駐車場も広い!隣には、本物(?)の高級リゾートホテルが建ってました。
 


日記 | 投稿者 world blog pusan 13:09 | コメント(0)| トラックバック(0)

韓国・避暑の旅/海を望むお寺・洛山寺(ナクサンサ)

 翌日、昼前にペンションをチェックアウトして向かった先は、同じ江原道(カンウォンド)エリアにある襄陽(ヤンヤン)という町。カンウォンドを訪ねたのも初めてならば、ヤンヤンに来るのも当然初めての私。目に映るすべて物が実に新鮮です。中でも、道路脇に佇むキノコをモチーフにした巨大なオブジェに、視線釘付け。日本で見かける公共のオブジェでは、なかなか見る事ができないくらい、なんとも愛らしい表情です。加えて、なんともリラックスしたポーズ(笑。どうやら、ヤンヤンは、キノコ(シイタケ?)の名産地らしく、そのオブジェは町のシンボルになっている様子。




 キノコのオブジェ横を通り抜け、しばらく車を走らせると、今度は道路沿いに海が見えてきました。プサンの海とは、またひと味違う趣の海です。その海岸線を抜けたあたりで、ハンドルを握るJが「有名なお寺に立ち寄ってみよう」と。着いたのは、洛山寺(ナクサンサ)というお寺でした。




海水観音
 ナクサンサは、洛山(ナクサン)海水浴場から北に4kmほど離れた場所に位置しているお寺。1300年の歴史を持つ寺院で、広大な敷地の中に、七重石塔や銅鐘、虹霓門などの文化財を所有しています。境内は、地形を活かした造りになっていて、またしても軽いトレッキングとなりました(笑。門をくぐり抜けた私達を迎えてくれたのは、東洋最大と称される巨大な海水観音像。とても安らかな表情が印象的です。そして、果てしなく続く海を一望する景色も実に美しい。そのスケールに圧倒されながら、シャッターを押していた私に「ここは、到着点じゃないよ。まだまだ先は長いよ(笑)」と、歴史に詳しいK。その言葉通り、境内の道は続いていて。海に沿って続く小径を歩いて行くと、目の前には、絶壁に建つお堂が現われました。聞けば、義湘大師という偉人が海辺の洞窟の上に建てた庵なんだそう。お堂の中からは、読経が聞こえてきます。岩にぶつかる波の音と、力強く経を読み上げる声が溶け合い、とても神聖な空気を漂わせています。





 暑い夏の空気を忘れさせる、実に神秘的な時間が流れる場所。日本からはるか遠くのその場所に、今、自分がいる事の不思議。そんな、心地よい浮遊感に包まれた場所でもありました。


 写真は、ナクサンで見た風景。05年に火事に見舞われ、現在、修復作業の最中でした。境内の小径には、貴重な美しい植物も咲いています。いっときも早い修復を願って。





日記 | 投稿者 world blog pusan 09:13 | コメント(0)| トラックバック(0)